体に良いにんにく

にんにくは食物の王様

写真  ニンニクは古くから身近な食材として親しまれてきました。古くは清めをもたらすものとして、そして力を維持するものとして大切にされ、時代が変わっても、美味しさの素、元気の素として日常的に扱われてきました。熱を加える事で、独特な香ばしい風味を生じる事から、世界中、多くの料理に使われ、世界各地で栽廃されています。
 そんなニンニクの歴史は、ニンニクを食した後に生じる、特有の臭いに対抗する歴史でもありました。香ばしく、食欲をそそる風味の後に訪れる、独特な臭味を消す為の試みは、世界各地で様々な素材を用いて行われてきました。
 日本の南端、薩摩には、そんなニンニクの臭味を封じ込め、香ばしい美味しさと、元気の素としての一面を最大限に引き出す手法が、伝統的に継承されていました。それが薩摩伝承の自然食「にんにく卵黄粉(ニンタマ)」です。ニンニクと卵黄を練り合わせ、時間を掛けて炒り上げる事によって、ニンニクの臭味の素、「アリシン」と卵黄のタンパク質を結合させて、臭味を封じ、香ばしさとまろやかさを引き立たせ、手軽に愛用できる簡単さと、元気の素でもある、「アリシン」を損なわない事は文字通り、「美味、簡単、ヘルシー」という優れた食品の三要素を兼ね備えるものでした。